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慶州のモーテルで朝食後、KTXで大田へ。青年球団にフラれる

2019年11月 ソウル大邱慶州5日間の旅
01 /19 2020
2019年11月

4日目

この日はKTXでソウルへ移動する日。
だが、途中駅の大田で下車して行きたいところがあるのでそちらへ。
とりあえずは朝ごはんを。
宿泊しているのは前述のとおり、慶州のシュガーホテル。
2014年に宿泊した時はシュガーモーテルという名前で朝食はルームサービスだったのだが。
今回は聞いてみたら1階の食堂に食べに来るようにとのこと。
なので1階の食堂へ。
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朝食は簡単なバイキング形式で、主なものを取ってくると以上のような感じになった。
途中でホテルの方が出来立ての目玉焼きを持ってきてくれたのでパンの上にスライスチーズとともに乗せて韓国式のトーストにした。
最後にバナナを食べたらけっこうお腹も満足した。
ルームサービス式の朝食はやはり手間がかかり、失われてゆく運命にあるのだろう。
那覇のサンキョウビジネスホテルも昔は朝食はルームサービス形式だったがいつのまにかなくなってしまった。
チェックアウト後、路線バスでKTXの新慶州駅へ。
時間があったので駅前の広場のようなところをブラブラ。
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晩秋の新慶州駅前は紅葉がとてもきれいで見ごたえがあった。
時間に追われる日常生活の中ではこうして紅葉をじっくりと見ることなどないので気分転換にもなる。
時間になったのでKTXに乗って大田(テジョン)へ。
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本当はソウルまで一気に行くつもりだったが急に思い立って大田に寄ったのだが、実はこれが間違えであったことがこのあと判明することになる。
数年ぶりに大田駅前に降り立つ。
駅前の様子は特に変わっていないようだが駅舎自体は新しくなったかな。
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久しぶりの大田、目的地へ行く前に駅前の市場をちょっとブラブラ。
在来市場はどの街に来ても楽しい。
市場の活気を見ているだけでこちらまで元気がもらえる気がする。
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上記画像は柿など果物を売っているアジュンマの店だったが、売られている柿がどれもかなり熟していておいしそうだった。
そういえば韓国で柿を食べたことはまだ一度もないことに気づいた。
買いたいが旅先で柿を食べるのはナイフなど必要だしちょっと。
市場を抜けてしばらく歩くと目的地の案内板。
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上記案内板の3番目に書かれている、青年球団が今回の目的地。
ペクジョンウォンの路地裏食堂で出てきたフードコートでぜひ手作りマッコリと料理を楽しみたいと思っていたのだった。
案内板の通りに歩くと
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入口に着いた。
ここの階段を上がっていく。
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が、なんと

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ドアが開かない(^-^;
付近の貼り紙を見て納得。
この日は月曜日。
定休日だったのだ。
急に思い立ってろくに調べもせずにきたのが間違いだった。
となるともう大田にいる理由がない。
あ、ひとつあった。
せっかく大田に来たのだからパンの名店、聖心堂でニラパンや大田ブルース餅を買わないと(^-^;
ということでこちらをお買い上げして
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再びKTXに乗ってソウルへ。
これらのパンはソウル到着後、セファホステルで食べたがどれも安定のおいしさ。
特に大田ブルース餅は豆がたくさん入った大福餅で甘味もかなり控えめ、本当においしかった。
これを食べられただけでも大田に寄った甲斐があったと思うことにしよう。
※ちなみに今回フラれた大田の青年球団は2020年1月4日に再訪し、無事に手製マッコリと鮭丼など楽しみました。

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鄭銀淑さんおすすめのビアパブweekend commonで海鮮バーベキューをご馳走になる

2019年11月 ソウル大邱慶州5日間の旅
01 /11 2020
2019年11月

3日目

この日の夜はとても行きたいと思っていたお店があったのでそちらへ。
『美味しい韓国ほろ酔い紀行』(鄭銀淑著・双葉文庫)掲載の慶州のビアパブ、weekend commonへ。
店名通り、週末しかやっていないビアパブなのだ。
以前、鄭銀淑さんにお会いした際にも直々にこの店をおすすめいただいていたのでとても楽しみにしていたのだった。
weekend commonはこの日の午後歩き回った、慶州駅東側の住宅地の一角にある小さなお店だ。
ぼんやり歩いていると通り過ぎてしまう。
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初めてのお店に一人で入る時には毎回、心地よい緊張感を伴う。
入ると店内はとても明るい雰囲気で心地よい音楽がかかっている。
カウンターのみの本当に小さなお店。
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このお店の主人は30代の若いお姉さん。
ご結婚されていてご主人とともに城南市でミュージックパブ(common kitchen)をされていて週末だけ慶州でこちらのお店をやっている。
それでは注文を。
メニューはない。
ビールはどんなのがあるか聞いたら、あちらから好きなのを選んでください、とのこと。
あちらとはこのスペース。
見たことのない銘柄のビールばかりたくさん並んでいる。
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鄭銀淑さんの本にもあるようにベルギーのビールも揃っている。
が、せっかく韓国に来ているので韓国のビールはないのですか?と聞くと
こちらを出してきてくれた。
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済州島で作られているというペールエール。
とても爽やかな香りで落ち着く味。
つまみのプレッツェルはサービス。
このビールを飲みながらしばらくこのお店の社長さんでもあるお姉さんと少しおしゃべり。
とてもお酒が好きなのだそうだ。
実際、このお姉さんもなんと飲みながらお店の仕事をあれこれやっている。
なんとも緩やかでいい感じ。
鄭銀淑さんの本のこのお店の掲載ページをお見せするととても驚いて喜んでいる。
「韓国の焼酎召し上がってみますか?」
ありがたいおすすめをしていただく。
お願いするとこんな感じで水割りを作ってくださった。
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米の焼酎だそうだ。
癖があまりない焼酎でこれだったら普段も飲むのにいいなあと思った。
これはサービスとのこと。
恐縮である。
飲んでいると猫をだっこした若い女性がお店に入ってきた。
こちらの社長さんとはお友達のようだ。
聞けばこのお店の斜め向かいでやはりビアパブをやっているのだそうだ。

ところで、これからお友達を呼んでweekend ccommonのお店の前で海鮮バーベキューをやるのでよかったらどうぞ、とのこと。
思ってもいなかったありがたいお誘いに思わず日本語で
「えっ?いいんですか??」と言ってしまう(^-^;
その前にもう1種類ビールが飲みたくなったので何か。
今回は社長さんおすすめのビールをお願いしてみた。
出てきたのはこちら。
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なんと、漢字のラベルがあるビールだ。
社長さんに聞いたら、これはベルギー製のビールで日本人の醸造家が実際にベルギーで作っているのだそうだ。
香りがとても良い。
白ワインと変わらない、そんな香りのビールで不思議な感じがする。
バーベキューの準備ができたとのことで私もご一緒させていただいた。
ホタテに海老に貝。
本当に美味しい、楽しいバーベキューだった。
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しばらくして先ほどの猫を抱っこしていたお姉さんが韓国おでんをわざわざ作ってきてくださった。
たかがおでん、ではない。ご馳走である。
このおでんを手にお店の前の路地をちょっとウロウロ(笑)
なんとも変なシチュエーションだ。
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おでんを作ってきてくださったのは先ほども書いた通り、weekend commonの斜め向かいにある小さなビアパブをやっている方。
うちのお店に珍しい韓国クラフトビールがありますよ、とおすすめいただいたので行ってみた。
weekend commonで飲みつつ同時に別のお店へ(笑)
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어제아래というこのビアパブは銭湯を改造して作ったお店とのこと。
なので店内には銭湯の名残があちこちに残っていて何とも不思議な雰囲気。
さっそく韓国のクラフトビールを見せていただく。
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見たことのない韓国のクラフトビールがたくさん。
主にムンギョンのビールなのだそうだ。
その中からスタウトを選んで再びバーベキューを。
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そのうち、weekend commonのお友達の一人がどこからかけん玉を持ってきてやり始めた。
けん玉なんて久しぶりに見たなあ。
韓国人が熱心にけん玉を楽しむ姿は新鮮に感じた。
このweekend commonの隣には小さな商店がある。
実はこの商店が気になり、中をちょっと見させていただいたのだが、小さな店内ではなんとアジョッシたちがお酒を楽しんでいた。
慶州にも角打ちというか、シュポ飲みできるお店があったのだ。
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あとで再度飲みに行こうと思っていたらなんと8時半くらいにはもう閉店してしまっていたのだった。
次回は必ず。
夜も遅くなってきたし明日はソウルへ移動なのでこの辺で切り上げることにした。
今夜は海鮮バーベキューという大変なものをご馳走になってしまった。
丁寧にお礼を伝えて勘定をしてから夜の慶州の街を歩いて宿へ。
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映画「慶州」に関係の深い陵浦茶園(능포다원)を再訪してゆっくりと安心安全なお茶を楽しむ

2019年11月 ソウル大邱慶州5日間の旅
01 /10 2020
2019年11月

3日目

せっかく久しぶりの慶州に来ているので映画「慶州」に関係ある場所をもう1か所。
2014年にも訪れたことのある陵浦茶園(능포다원)を再訪した。
映画「慶州」に出てくるあの春画は大学教授をなさっているご主人が描かれたもので奥様がこちらの茶園をやっている。
ちなみにご主人はこの映画に出演されている。パク・ヘイルの横で太極拳をやっている方だ。
当時の記憶をたよりに歩いていくとあったあった。
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こちらが陵浦茶園(능포다원)。
私が訪れた午後3時ごろはお客さんは誰もいなかった。
見覚えのある奥様が出てきた。
黄茶を頼む。
目の前で丁寧にお茶を淹れてくれた。
一緒に奥様お手製のカステラも。
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お手製のカステラは優しい味でとてもおいしい。
材料もなるべく国産で安心できるものを使ったとのこと。
もちろん、お茶も一般の市販のものは使わず茶葉の安全が確認できたものを使っているとのこと。
とてもありがたいことだ。
私が日本で映画「慶州」を観て再訪した旨話すととても喜んでいただけた。
店内はこんな感じ。
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奥様の娘さんが新聞に載ったとのことでその新聞を見せていただいた。
こちら。
記事の中の写真は娘さんだそうなのだがこの記事を実際に書いたのか関係者として写真に掲載されたのかうっかり聞くのを忘れてしまった。
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私たちは日常、当たり前のようにウエットティッシュを使っているがこの新聞には「私たちが1日に使うウエットティッシュは32枚。便利さが作るプラスチックブーメラン」というタイトルの記事が載っていた。
実は私も知らなかったのだがウエットティッシュは水と自然由来のティッシュの合わさったものではなく、合成繊維(プラスチック)とのこと。
また、リサイクルはされず焼却か埋め立てしか処理できない。
これが回って私たちの環境に返ってくるとの内容だ。
奥様よりこのウエットティッシュの弊害と環境についていろいろと話を聞かされたのだった。
そんなに理解できないのに(^-^;
私がこのお店でゆっくりtお茶を飲んでいると晩秋にはめずらしい、激しい雷雨になった。
奥様がまた話している。
「最近は異常な天気なのよね。昔はこんなことなかったのに」
つい先ほどのウエットティッシュの乱用の結果と重なる部分が見えた気がした。
お店に一人客のお客さんが来た。
韓国人の男性だ。
奥様が「慶州」を観て来たの?と聞くとそうです、と言っている。
その後も「慶州」を観て来たお客さんが数名いた。
映画「慶州」は韓国では5年前の公開だが今でも人気があるようだ。
ちょっと長居してしまったので計算してお店を出る。
出たところに見覚えのあるこんなポスター。
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「慶州」の日本語版のポスターだ。
もう夕方近くになっていた
ちょっとこちらへ。
映画で見慣れたこの場所。
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周囲を見回すと慶州らしい風景。

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先ほどの雷雨がおさまったので、引き続き街歩きを。
すぐ近くに小学校があったので例によって見物を。
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校庭にはお約束の李 舜臣像。
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街歩きをしたところでいったん宿に戻る。
夜は鄭銀淑さんおすすめのビアパブ、weekend commonへ。
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慶州駅東側の住宅地を街歩き 町内の食事会イベントに誘われて日本家屋を見物

2019年11月 ソウル大邱慶州5日間の旅
01 /01 2020

あけまして おめでとう ございます。
今年もよろしくお願いいたします。
おせち料理は日本酒の本当にいいつまみになりますね。
正月用に買った山形県庄内の日本酒、しぼりたて生原酒 遊佐来をダラダラ飲んでいたら頭が軽くなってきました(^-^;
それでは記事の本文を。



2019年11月

3日目

昼ごはんを食べた後は慶州駅の線路の向こう側(東側)の住宅地をブラブラ。
住所でいうと皇吾洞という地名のエリア。
慶州はこれまで数回訪れているがそういえば慶州駅の東側のエリアはまだ来たことがなかった。
この日の夜はこのエリアにあるビアパブ、weekend commonに行く予定なので下見がてら来てみた。
なお、このお店は鄭銀淑さんの『美味しい韓国 ほろ酔い紀行』にも掲載されているし、鄭銀淑さんご本人からも直々におすすめいただいたので夜訪れるのがとても楽しみだった。
実際訪れてみてとても良い思い出ができたのだが、それは今後の記事にて。

慶州駅のガードをくぐり、線路の向こう側へ。
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ガードを抜けると静かな住宅街になっている。
西側とはまったく風景が異なっている。
平屋の住宅街の中を歩いていく。
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路地にこうやって植木鉢が置かれている風景はほっとさせられる。
住宅街ではお約束のゴミ捨て禁止プレートがあった。
慶州市のご当地もの(笑)
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住宅地の家の生垣のところを猫が歩いていたのでちょっと声をかけてみた。
何だ?お前は?というような顔でこちらを見ている。
しっぽがちょっと下がっているので少し怖がっているようだ。
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さらに住宅地内を進んでいく。
空き地に野菜が植えられている。
見てみるとサンチュやネギ、大根などが植えられていた。
大根はカクテギにするのかな。
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この空き地でも猫に会った。
呼んだら立ち止ってくれてやはりカメラ目線をしてくれた。
この猫は人懐こく、しばらくこの空き地の前でかまってやった。
このエリアは猫が多いみたいだ。
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さらに住宅地の中の路地を歩いていく。
ちょっと目立つ看板があったので見てみた。
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この立て看板の後ろの空き地にテントが設営されていてそこで皇吾洞の町内の食事会のイベントが行われているようだった。
地域密着の面白いイベントだなあと思い、しばらくみていると住民の方から声をかけられた。
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「どうぞ、食事していってください」
とのこと。
「いえ、私は日本人で慶州観光中なんです」
と話すととても驚かれた。
観光客は駅の向こう側の観光地サイドしかいかず、こちら側には来ないし。
食べて行ってくださいとお誘いを受けたがさっき慶州ヘジャンクッを食べたばかりだし、部外者の私がこの町内のイベントでタダ飯をいただくわけにもいかないので丁寧にお断りした。
住民の方が「この建物は官舎として使っていた日本家屋なんです。よかったら見物していってください」
とのこと。
これはありがたい。
こちらが官舎として使われていたという日本家屋。
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中に入ると現在は何も使われていないようでごちゃごちゃの状態だ。

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この日本家屋を管理しているという住民の方にお聞きしたところ、今は内部を修理中とのことだった。
また、今後この家屋はどんな使い方をされるのか聞いたところ、何に使うか悩んでいる。
維持の仕方が韓屋と日本家屋では異なるので難しい、と話されていた。
韓国では日本家屋は敵産家屋とも呼ばれる。
しかし、こうして残っている日本家屋をすぐに壊そうとするのではなく、維持をして何かに利用しようと検討していることを知り少し嬉しくなった。
中を見物させていただき、お礼を言ってその場を離れた。
住宅地内でセブンイレブンの配送トラックを発見。
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トラックの側面には「幸福充填所 セブンイレブン」と書かれている。
幸福充填所、なかなかいい言葉だ。
さて、このあとは再び線路の向こう側、慶州観光のメインのエリアに戻ってもう1か所、映画「慶州」のロケ地へ。
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映画「慶州」のロケ地の食堂で昼ごはん

2019年11月 ソウル大邱慶州5日間の旅
12 /30 2019
2019年11月

3日目

5年ぶりの慶州、午前中は慶州高速バスターミナル~新羅小学校~瞻星台の一帯をブラブラと街歩き。
こんな風景が当たり前のように見られるのも慶州ならではだ。
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昼を過ぎたので街歩きは中断して昼ごはんを。
今回、慶州に来たら食べたい料理があった。
『美味しい韓国ほろ酔い紀行』(鄭銀淑著・双葉文庫)によれば、慶州には独自のヘジャンククがあるとのこと。
ヘジャンククなんてどこも決まったものを出すのかと思っていたのだが地方によっていろいろと異なるようなのだ。
慶州駅近くにヘジャンクク通りがあるとのことで向かった。
こちらがヘジャンクク通り。
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その中から映画「慶州」でロケ地となったロータリーヘジャンククという食堂に行ってみた。
この食堂でヘジャンククを食べるシーンはよく覚えている。
この日は日曜日。
本には日曜日は休みとかかれていたが私の普段の行ないが良いせいか(笑)やっていた。
下記画像の瓦屋根の家の右半分がロータリーヘジャンクク。
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さっそく店内に入る。
メニューはこちら。
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ヘジャンククは6000W(約600円)
ヘジャンククの表記のあとにカッコ書きで豆もやし+ソバ粉を固めたもの+海鮮ダシ、と書かれている。
これが鄭銀淑さんの本に書かれている慶州独自のヘジャンククなのだろう。
さっそく食堂のおばさんにヘジャンククを頼む。
何気なく壁を見ると
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映画「慶州」のチラシやこの食堂で撮影されたシーンの写真などが貼られている。
なんと日本語のチラシも(笑)
しばらくして運ばれてきたのがこちら。
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こういうお盆で運ばれてくるのってなんだか懐かしい感じがしてとてもいい。
肝心のヘジャンククをアップで撮ると
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まずはスープを一口。
予想していたのと違ってとてもすっきりとしている。
海鮮の味でわずかに辛さを感じる。
全体にはとても穏やかな味だ。
そば粉を固めたものとひじきっぽい海藻、豆もやしがちゃんと入っている。
この組み合わせは面白い。
キムチチゲのようにどっしりとした濃い味ではなく、しみじみ味わうようなタイプの味だ。
二日酔いでも食べられそう。おいしい。
そしてしばらくすると器はこのとおり。
おいしくいただいたのだった。
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私が食べ終えるのを見ていた食堂のおばさんがコーヒーをどうぞ、とわざわざ持ってきてくれた。
こういうのがとてもうれしい。
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映画「慶州」を見て日本から来ました、とおばさんに話すととても喜んでくれた。
あのテーブルのところで撮影されたのだ、と教えてくれた。
そのテーブルを1枚パチリ。
このテーブルでヘジャンククを食べていた、パクヘイルとユンジンソのファンではないのだが(笑)
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ロケ地訪問の楽しみというのは実際にその場所を訪れて自分自身がその作品の中に入り込んだ気になること。
今回も充分に楽しめた。
お腹が満足したところで午後は慶州駅の向こう側(東側)のエリアをブラブラ街歩き。

マッシー

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