2013夏 ソウル・江原道・安城5日間の旅 旅の終わり
2013夏 ソウル・江原道・安城5日間の旅
2013年8月15日
ソイル農園内にあるお目当ての食堂へ入る。
まず、受付で料理を注文するシステムになっている。
注文する前に「一人ですが大丈夫ですか?」と聞くと、食堂のおばさんはニコニコして「大丈夫ですよ~、注文して中に入ってください」と言う。
私は納豆チゲ定食にした。
15000w。
一般の食堂の3倍の値段だ。
食堂内はこんな感じ。
靴を脱いで入るようになっている。
こんな感じだ。

そうそう、青春不敗ではここでも撮影をしていたのを思い出した。
しばらくすると.....
テーブルの上にはこんな感じで料理が並び始めた。

これはすごい。
しかしこの皿数、後かたずけも大変だろうなあとも思った(^-^;
こちらがメインの納豆チゲ。

豆腐や野菜がたくさん入っている。
韓国の納豆チゲは日本の納豆とは違う、独特の癖のあるにおいがあるのだがこれはそれが柔らかな丸みを帯びた優しい香りになっている。
汁を一口すする。
うまい。
いろいろ仲よく複合した深い味。
体に染み入る味だ。
こちらがおかずの一部。




どれも本当に優しい味だ。
いやに旨みがあったり、とげとげした味だったり、そんな感じのおかずが多い中でこの食堂のはみんな優しい味。
それしか言葉が出ない。
『韓国の美味しい町』(鄭銀淑著)で「佳味」(ゲミ)という言葉が出てくる。
全羅道の人々が味を表現する際の独特の言葉で、深い発酵味を指すそうだ。
この納豆チゲの汁も数々のおかずもみんな佳味がある、という表現が近いかもしれない。
食べていると食堂のおばさんが料理の説明に来た。
一つの皿を指さして、「これは農園の梅の漬物だから一つ食べてみなさい。」という。
そう、さっきから小さな丸い漬物があるのだが何か分からなかったのだった。
食べてみると梅独特の尖った酸っぱさや塩辛さはない。
化学調味料の旨みは感じられず、でもマイルドな優しい味だ。
健康に育てられたものは肉であれ、野菜であれ何でもおいしい、これは日ごろから強く感じているがここでもそれを再確認できたのだった。
いい昼ご飯になった。
さて、行きは竹山バスターミナルよりタクシーで来たが、帰りは...
農園前の大通りに案内板がある。

どうやらこの近くに別のバスターミナルがあるらしい。
スマホの地図で調べてみると一竹バスターミナルというのが1キロくらい先にあることが分かった。
そこまで歩いていくことにする。
途中はとてもいい感じの風景が広がる。
こんなトウガラシ畑を見たり

ネギ畑の向こうにある牛舎を見たり。

一竹ターミナルからは東ソウル行きのバスが出ていることが分かったのでこれでソウルへ戻る。
ソウルへ戻ると市内中心部、鍾路は警官でいっぱいだ。
今日は8月15日、あちこちでデモが行われるのだ。

金浦空港には路線バス601番でのんびりと行こうと思ったのだが、鍾路は一部で道も封鎖されている。

これでは路線バスはあてにならない。
結局、鍾路3街駅より地下鉄5号線で無難に金浦空港へ行く方法を取った。
こちらが金浦空港発羽田空港行きの日本航空94便。
5日間と長いと思っていた夏の韓国旅行もこれでおしまいだ。

機内食はこんな感じ。
少しずつではあるがあれこれ食べられるのがいい。

この夏休みの韓国旅行、鄭銀淑さんの『韓国酒場紀行』、『マッコルリの旅』掲載のお店をいくつか訪問できたうえ、韓国映画「ラジオスター」の地方ロケ地も回れてとても楽しい旅になった。
今回も無事に旅行へ出発でき、楽しく過ごし、無事に帰国できることに感謝である。
次回の韓国旅はどのようにしようか.....
ソイル農園内にあるお目当ての食堂へ入る。
まず、受付で料理を注文するシステムになっている。
注文する前に「一人ですが大丈夫ですか?」と聞くと、食堂のおばさんはニコニコして「大丈夫ですよ~、注文して中に入ってください」と言う。
私は納豆チゲ定食にした。
15000w。
一般の食堂の3倍の値段だ。
食堂内はこんな感じ。
靴を脱いで入るようになっている。
こんな感じだ。

そうそう、青春不敗ではここでも撮影をしていたのを思い出した。
しばらくすると.....
テーブルの上にはこんな感じで料理が並び始めた。

これはすごい。
しかしこの皿数、後かたずけも大変だろうなあとも思った(^-^;
こちらがメインの納豆チゲ。

豆腐や野菜がたくさん入っている。
韓国の納豆チゲは日本の納豆とは違う、独特の癖のあるにおいがあるのだがこれはそれが柔らかな丸みを帯びた優しい香りになっている。
汁を一口すする。
うまい。
いろいろ仲よく複合した深い味。
体に染み入る味だ。
こちらがおかずの一部。




どれも本当に優しい味だ。
いやに旨みがあったり、とげとげした味だったり、そんな感じのおかずが多い中でこの食堂のはみんな優しい味。
それしか言葉が出ない。
『韓国の美味しい町』(鄭銀淑著)で「佳味」(ゲミ)という言葉が出てくる。
全羅道の人々が味を表現する際の独特の言葉で、深い発酵味を指すそうだ。
この納豆チゲの汁も数々のおかずもみんな佳味がある、という表現が近いかもしれない。
食べていると食堂のおばさんが料理の説明に来た。
一つの皿を指さして、「これは農園の梅の漬物だから一つ食べてみなさい。」という。
そう、さっきから小さな丸い漬物があるのだが何か分からなかったのだった。
食べてみると梅独特の尖った酸っぱさや塩辛さはない。
化学調味料の旨みは感じられず、でもマイルドな優しい味だ。
健康に育てられたものは肉であれ、野菜であれ何でもおいしい、これは日ごろから強く感じているがここでもそれを再確認できたのだった。
いい昼ご飯になった。
さて、行きは竹山バスターミナルよりタクシーで来たが、帰りは...
農園前の大通りに案内板がある。

どうやらこの近くに別のバスターミナルがあるらしい。
スマホの地図で調べてみると一竹バスターミナルというのが1キロくらい先にあることが分かった。
そこまで歩いていくことにする。
途中はとてもいい感じの風景が広がる。
こんなトウガラシ畑を見たり

ネギ畑の向こうにある牛舎を見たり。

一竹ターミナルからは東ソウル行きのバスが出ていることが分かったのでこれでソウルへ戻る。
ソウルへ戻ると市内中心部、鍾路は警官でいっぱいだ。
今日は8月15日、あちこちでデモが行われるのだ。

金浦空港には路線バス601番でのんびりと行こうと思ったのだが、鍾路は一部で道も封鎖されている。

これでは路線バスはあてにならない。
結局、鍾路3街駅より地下鉄5号線で無難に金浦空港へ行く方法を取った。
こちらが金浦空港発羽田空港行きの日本航空94便。
5日間と長いと思っていた夏の韓国旅行もこれでおしまいだ。

機内食はこんな感じ。
少しずつではあるがあれこれ食べられるのがいい。

この夏休みの韓国旅行、鄭銀淑さんの『韓国酒場紀行』、『マッコルリの旅』掲載のお店をいくつか訪問できたうえ、韓国映画「ラジオスター」の地方ロケ地も回れてとても楽しい旅になった。
今回も無事に旅行へ出発でき、楽しく過ごし、無事に帰国できることに感謝である。
次回の韓国旅はどのようにしようか.....
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